さて、前回書いた
朝の「別れの儀式」ですが、
(半ベソでとにかくしつこい)
休み明けは少しひどくなります。
休みはお母さんとずっと一緒にいたのに
離れなければいけないので
寂しくなるのでしょう。
夏休み明けの二学期始業式は
少し気が重いのでした。
しかし、私の予想に反して、
うちの子は教室に入るととても楽しそうに
先生やお友達と喋っています。
私が覗いて、目が合うと
「あ」と気がついて駆け寄ってきました。
廊下に私を待機させている事も
忘れていたようです(笑)
そしてなんと
「もう帰っていいよ」
「窓から手もふらないよ」
と笑顔で言うではありませんか。
私はうちの子の成長に
とても嬉しくなり、小躍りしながら
帰ったのでした。
次の日も、その次の日も、
廊下で待っている私に
「もう帰っていいよ」
と言うので、教室まで送ったところで
朝の支度が終わるのを待機せず
「じゃあ帰るからね」
と言うと、
「いいよ、じゃあね」と
もうこちらも見ずに言うではありませんか。
その視線の先には、教室の中の先生や
お友達がいます。
次の日、下駄箱で
「じゃあここで帰るね」と言ったら
急に泣きそうになり
「えー!!ダメ!教室まで一緒に!」
と言われました。
これはまだ早かったようです(汗)
それにしても、教室でお別れできるように
なったというのは、大きな進歩です。
この現象を私なりに分析してみました。
- 夏休みの出来事を先生がちゃんと
聞いてくれて、話すのが楽しかった。 - 学校が安全な場所だと認識された。
- 夏休みにじゅうぶん母親に甘えて
満足した。
こんなところでしょうか?
先生にも聞いてみましたが、
うちの子が成長したのだと言ってくれました。
こうしてうちの子に
「母親から離れても大丈夫な場所」
がどんどん増えていくといいなぁ。
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