うちの子が通っている特別支援学級
は、普通の公立小学校の片隅に
あります。
片隅とは、追いやられて隔離
されている訳ではなく(汗)
災害時に避難しやすい場所であると
私は認識しています。
クラス分けや、座席の配置は
どんな感じかというと、
過疎化が進んだ地方の小学校を
思い浮かべてもらえると
わかりやすいかも知れません。
新一年生は2人、卒業生は1人。
そんな風です。
少人数だから一年生から六年生まで
みんな顔見知りです。
人の名前を覚えにくいうちの子も
さすがにお友達や先生の名前を
覚え、うちで学校の事を話す時も、
先生やお友達の名前がたくさん
出てきて嬉しくなります。
少人数とはいえ、最近はどんどん
支援級の生徒が増え続け、
四年前は10人だったのが、今は
21人もいて、クラスは3つに
分けられています。
その分担任の先生も増えました。
生徒6人に対して先生1人なので、
今は3人の先生がいます。
担任の先生というのは、
特別支援学級のために特別な勉強を
してきた人ではないようです。
去年まで普通級を受け持っていたり
大学卒業したばかりだったり、
普通級の先生と同じです。
特別支援学級には、担任の先生の
他にも、特別支援の経験豊富な
支援員の先生や介添員の方が
何人かいて、生徒(先生?)が
困った時すぐにサポートしてくれる
のがいいところです。
特別支援学級は
「知的に遅延のある子」が通う場
ですが、ほとんどの子は
プラス何かを抱えています。
ジッとしていられない子、
急に大声を出したくなる子、
1人になりたい子、
音や光に過敏な子、などなど、
色んな子がいます。
特別支援学級ではなく、
普通級に在籍して、週に1〜2回通う
「通級」は主に多動などの情緒面で
困りの多い子が通うのですが、
見た感じ同じような多動な子が
いたりするので、通級と特別支援
学級の違いがわかりにくいかも
しれません。
クラスは大まかに
学年で分けられていますが、
相性の良くない生徒を離したり、
臨機応変のようです。
うちの子の通う特別支援学級の先生は
「いつでも見に来てください」と
おっしゃってくれています。
隅っこにあるので「ついで」に見る
のは難しいかも知れませんが、
学校に行ったら少し寄り道して
覗いてみるのも悪くないですよ。
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