ゲームが上手くいかず泣く子に、
最初は優しく
「もっとこうしてみたら?」
などとアドバイスしていたのですが、
自分のやり方でムリに押し通しては
失敗して泣くのでついイライラして
「スマホで調べたけど、
このやり方ではダメなんだって!」
と強く言ってしまいました。
うちの子は字が読めないから
本当かどうか確認できないのを
いい事に。
本人のためにと思ったんです。
納得してあきらめられるように。
親なら子供が幼い時は経験がある
と思います。
「今日はやってないって」とか
「◯歳以下はダメだって」とか
「もう終わったみたい」とか
ちょっとしたウソです。
うちの子は、そんな時だいたい
黙って納得して引き下がります。
ですがこの時は違いました。
一瞬受け入れそうになりましたが、
諦めきれずもう一度自分のやり方で
やると、なんと今まで全然上手く
行かなかったのにあっさりクリア。
うちの子は私を見ます。
私は絶句。
私はただの知ったかぶりで
嘘つきのイライラしている人です。
ヤバイと思った私は慌てて、
「あ、すごい!
お母さん、ネットに書いてある
やり方じゃないとダメなんだと
思い込んでた。ゴメン」
と素直に謝りました。
するとうちの子は
「ちょっと傷ついた」
と言いました。
「お母さんに出来ないって言われて
なんか傷ついた」と。
そんな事を言われたのは初めて
だったので、驚きました。
しかし、ここは経験から
ひたすら謝るに限ります。
しつこくいつまでも責められますが
決して「もう謝ったでしょ⁈」
などと逆ギレしてはいけません。
かえって長引きます。
「やっぱり僕は正しかったね」と
天狗になるまで謝ります。
内心「もう許してくれ〜」と
ウンザリですが、
「自分の気持ちがそんな風に
言えるようになったんだ〜」
と成長を喜ぶ気持ちの方が
大きかった出来事でした。
あと、いかに正しい事でも
キツい言い方をしてはいけないと
反省しました。
今まで言葉にしなかっただけで
傷ついた事はたくさんあったん
だろうなーと思うと、胸が
痛みます。
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