区内にある全ての特別支援学級
(小学生)の生徒が集まり、
連合運動会というものが
毎年開催されます。
紅白に分かれて、障害物競走、
ダンス、玉入れ、親子競技などを
やります。
普通の運動会のように、
1ヶ月前くらいから競技やダンスの
練習もしてきました。
さてその内容ですが、
去年の私は正直
「競争心があんま無い子たちだな」
と思っていました。
圧倒的に一位を走っていた子が
周りに誰もいない事に気付き
不安から立ち止まってしまったり、
ゴールテープに戸惑い、なかなか
ゴールできない子もいたり。
なんとなく先生に言われるまま
競技に参加して、やりたくないけど
こなしているのかなぁーなんて
思っていました。
でも、今年は気付いたんです!
やる気が無いとかじゃない!
支援級と関わって2年目にして
わかった事の1つ、それは
みんな基本まじめなんですよね。
たぶん
競争なら勝ちたいと思っているし、
ダンスなら上手く踊りたいと思って
いると思うんですよね。
だって、緊張して泣いちゃう子も
いるんです。
「上手くできないから」という理由
で逃げ出す子もいるし、
自分のやり方でやれなかったと
怒っている子もいます。
なぜ泣いたり怒ったりするのか、
それはやはり、
自分の思い描く理想があるから
じゃないでしょうか?
それが思うように行かなくて、
悔しい思いをしたり、人知れず
傷ついたりしているみたいです。
緊張するのは、自分をよく見せたい
気持ちがある証拠ですよね。
まあもちろん全員がそうという
訳ではありません。
ただ、頑張りたいと思っているけど
真面目すぎて裏目に出ちゃう子は
たくさんいるんだな〜と。
来年は、うちの子はもちろん、
全員をもっともっと応援したく
なりました。
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