区役所から
「発達相談の案内」というものが届きました。
5歳になる子供の家庭に一斉に送付されるらしいです。
それを見たときは
「嫌だな~、発達障害とか。
でも、うちの子はちゃんと目が合うし、
多動じゃないし、こだわりも強くないし、
大丈夫だな」と思っていました。
なんとなくママ友達の間でよく聞く
いわゆる自閉症の傾向に照らし合わせて
なんとなく安心してたのです。
なんとなく、というのは、
実は少し不安だったからなんですが…。
ある日、また幼稚園からの申し送りで
「みんなが出来る事ができない」旨を
言われて、落ち込んで腹が立って、
ママ友に幼稚園のやり方を愚痴りました。
1年目は「心配ない、やれてる」って
言ってたのに、2年目になったら急に
できないできないって文句言われて、
おかしくない?
うちの子が変なら1年目に気づくべきだし、
一学年上がったからって、急に難しい事を
やらせすぎじゃないかな?
なんて感じで。
大体のママ友というのは、当たり障りなく
「そうだよねー」と共感してくれて、
解決した訳でもないのに溜飲が下がるのですが
そのママ友は違っていました。
上の子の3ヶ月検診で知り合ってから
その時はもう7年目になる付き合いでした。
「1年目はみんな同じように幼かったけどさ
2年目になってまわりは成長してきてるから
息子ちゃんの幼さが目立ってきたんじゃない?」
私はこれを言われた時、頭をハンマーで
殴られたような気分でした。
うちの子が成長止まってて
まわりに取り残されてる?
うちの子だけが、、、。
「うちの子だって日々成長してるよ!」
と言い返すのが精一杯。
うちの子はたしかに日々成長してます。
でも確かに、まわりとはスピードが違ってるかも。
頭の中が「わーっ」ってなりました。
帰宅してうちの子を見れば、
タブレットでドラえもんを見ています。
「そういえば、まともな会話してないな。」
まだまだ幼いからと思って見て見ぬ振りを
していたのかもしれません。
夫には
「ドラえもんだけじゃなくて
教育テレビも見せたら?」
と言われていました。
教育テレビをつけても、
タブレットでドラえもんを見たがるのを
どうやってやめさせればいいの?と
悩んでもいました。
何か話そうとすると、うちの子は
ドラえもんの中のセリフを喋ります。
その内容から、今どんな気持ちで何を言いたいか
こちらが察する事はできます。
その日、区役所から来たパンフレットを
引っ張りだしてきて、とりあえずそこの
電話番号に電話をかけてみたのでした。
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