泣いたのは意外な理由

泣いたのは意外な理由

ある日のくもんで、
うちの子が泣きながら出てきました。

くもん泣

今までの経験から、
うちの子が泣いた時はだいたい
「答えを間違えた時に、先生から
違うと言われて怖かった」
と言うので、

「先生こわかったの?」と聞くと
意外な返事が返ってきました。

「ちがう、今まで7の計算だったのに
いきなり8になって」

なので私は
「ああ、難しかったんだね」
と同情すると、
うちの子からはもっと意外な
答えが返ってきました。

「難しかったんじゃない!
何も言わずに出されて、
ひと言も言ってくれなかった。
せめてこの前言って欲しかった」

と言うのです。

「何にも言ってくれなかった」
とその後も泣きながら何度も言いました。

家に帰ってその答案を見ると、
2ページほど真面目にやってあり、
途中で字が薄ーくなり、
「ここから字が薄いね」と言うと

「そこでとうとう泣いちゃった。
ガマンできなくなった」

と解説してくれました。

たぶん、
説明もなくいつもと違うものを
出されて、やってみたら出来て、
なんとなくやってはいたけれど、
やっぱり途中で納得いかなくなり、
抑えきれなくなったのでしょう。

ないがしろにされた感じ、
みじめな気持ちだったかも
しれません。

かわいそうに。

くもんには
「いつもと違う事をする時は
ひと言説明してほしい」
と言わなければ、と思いました。

(後日面談で言いましたが、
その時の話はまた別の機会に)

それにしても、うちの子が
ここまで自分の状況と感情を
しっかりと説明出来た事に、
驚きと成長を感じました。

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