支援が必要な子の家庭は、
3月から6月までの長い休校期間を
どんな風に過ごしていたか?
というアンケートを、
親の会で実施しました。
たまたま私がアンケートのまとめを
作成する事になったので、
たくさんの意見を読む事ができました。
みなさん私と同様に不安になり、
毎日の家事に疲弊し、工夫し、
大変だった様子が伝わってきました。
しかしその反面、意外と多かったのが
「良かったかも?」という意見。
「久しぶりに家族揃って食事ができて幸せを感じた」
「不登校なので、学校に行かせなければという焦りがなくなり気持ちにゆとりができた」
「子供の成長に気付けた」
「愛着が深まった」
「子供と夫が一緒に過ごせた貴重な時間」
・・・
などなど、全部載せたいくらいですが、
かなりの量なのでやめておきます。
私も実は不謹慎ながら
良かった事もたくさんあり
貴重な時間だったと思っています。
家にあるおもちゃを全部出して
片っ端から一緒に遊び
(ついでに断捨離)、
長編のアニメを一緒に見たり、
パーティーゲームをしたり。
お手伝いを兼ねて、一緒に
オヤツを作ったりお掃除したり。
子供とどこにも出かけず、
長い時間家で一緒に過ごしたのは
赤ちゃんの時以来。
幼稚園に行き始めたら常に時間を気にして追い立てられる日常が始まり、
周りが気になり遅れまいと過ごす毎日、
ずっとノンストップでした。
このブログのアカウント
「okathon.com」は
お母さんとマラソンをくっつけた造語です。
母になった日からずっと、
見えないゴールに向かって走り続ける
マラソンのように子育てをしてきました。
それが、前に進みたくても進めない状況になったのです。
不安や焦りもありましたが、
「周りの誰も前に進んでいない」という
安心感がありました。
割り切って子供とベッタリ一緒に
楽しんで過ごしました。
まだまだコロナ禍ですが学校も始まり、
いつまでも立ち止まっていられません。
でもこれからは、ぼちぼち、
自分のペースで無理なく走ります。
将来コロナの事を思い出した時、
大変だったという思い出と共に、
ベッタリ家族で一緒に過ごしたという
暖かい思い出も混じっているでしょう。
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