上の子が水ぼうそうにかかった時
いつもの小児科がお休みで
近所の内科に初診で行きました。
水ぼうそうの話はこちら
近所の人の口コミでは、お年寄りの
先生だけど丁寧に診てもらえると
なかなかの高評価でした。
水ぼうそうだと判明して、
飲み薬と塗り薬をもらい、
塗り薬は「亜鉛華」とありました。
その場で看護師さんが丁寧に
水ぼうそう一つ一つに綿棒で塗布
してくださいました。
家に帰ってからは、ベトベトで
気持ち悪いのを我慢しながら
塗り続けました。
痒いのが治まるわけでも、治りが
早くなるわけでもありませんでしたが
「塗らないよりはいいんだろう」
と期待してコツコツ塗り続けました。
直径5センチくらいの蓋つき容器に
たっぷりいただいたので、塗っても
塗っても減りませんでした。
さて、下の子が続けて水ぼうそうに
なりまして、今度はいつもの
小児科に行きました。
私
「亜鉛華はまだたくさんあります」
先生
「あれは何の意味もないから
塗らなくていいです」
私
「何の意味も・・・ない?」
先生
「昔は気休めに出してたけど、
塗っても意味がないから今は
皮膚科でも出さないよ」
上の子と私の、あの
ベトベトの日々は何だったんだ!
と思いましたよね。
亜鉛華を出した先生も、悪気が
あったわけじゃないと思います。
治したい一心だったと思います。
ただ、古い処方だったのです。
これ、特別支援の現場にも
当てはまるのでは?と思いました。
いや、普通の学校の教育現場にも。
昔ながらのやり方を正しいと思って
ずっと情報をアップデートしてない
先生、結構いますよね?
先生が日々学校で我が子に
亜鉛華をコツコツ塗るような
学習法をさせていたら・・・
「何の意味もない」ならまだまし
ですが、「逆効果だった」では
笑えません。
私も日々新しい情報を集めて
勉強していかなくちゃと思わされる
出来事でした。
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