最近、障害者の家族向けセミナーや
勉強会によく行きます。
本やネットで見て知っている事でも、
実際に子供に接している方や
当事者の方からお話を聞くと、必ず
新たな気付きや発見があるものです。
このブログのタイトルでもある
「うちの子、発達障害ですか?」
という疑問の答えを求める気持ちも
もちろんあります。
先日は1日に2つのセミナーに
ハシゴで行きました。
一つは
「そもそも発達障害って何だろう」
という、ご自身が自閉症の方の講演。
もう一つは
「発達につまずきがある子への支援」
という、特別支援学校の先生の講演でした。
内容は全く違う二つのセミナーでしたが、
一つだけ同じ項目がありました。
それは
「熱心な無理解者に気を付けて」
です。
どういう事かと言うと、
熱心な支援者だと本人は思っているが、
実は発達障害の事を理解しておらず、
苦痛を伴うトレーニングによって
健常者に近付けようとする人がいるから
気を付けてという事です。
注)イラストはイメージです
ところで、
ご自身が自閉症で、不登校や
高校中退の経験もあるという
先の講演者の方が
面白い例えをしていました。
「世の中には2タイプの妖怪がいる。
ゲゲゲの鬼太郎タイプと
妖怪人間ベムタイプだ」と。
「はあ?」
と思った方もいるでしょうが、私は
2つとも大好きなアニメだったので
ピンと来ました。
ゲゲゲの鬼太郎タイプは
「楽しいな〜楽しいな〜、
学校も試験も何にもな〜い」と
妖怪である自分を楽しんでいる。
妖怪人間ベムタイプは
「早く人間になりたい!」と願い
そのために夜な夜な人間のために
つらい努力を続けるが報われない。
発達障害の人を妖怪扱いしては
申し訳ないのですが、
とてもわかりやすかったです。
そして、これを聞いて
「無理解な支援者」とは、
妖怪に向かって
「早く人間になれ!」と無理矢理
無駄な努力をさせる人なのでは?
と思いました。
というか、自分自身も
我が子に「早く人間になれ」と
思っていないか?と自問。
療育に通わせた日々、
むりやり幼稚園に行かせた日々、
振り返ってみれば、私もかなりの
熱心な無理解者だったと思います。
ゴメンね、うちの子。
妖怪か、妖怪人間か、
わからないけど、せめて
鬼太郎タイプになって
今の自分を楽しんでほしいな。
セミナーなどの情報は、自分で
探さなければ入ってきません。
貪欲に探し求めましょう!
あと、
「知ってるかもしれないけど」
と情報をくださるママ友、
ありがたいです!
ほとんどが知らない情報です。
どんどん教えてください!
セミナーはほとんどが
無料〜数百円なので
行かなきゃソンソン!
(いつもコレ書いてるような気がする)
これからも時間が合う限り
勉強しに行きたいと思っています。
コメントを残す