最近、障害者の家族向けセミナーや
勉強会によく行きます。
本やネットで見て知っている事でも、
実際に子供に接している方や
当事者の方からお話を聞くと、必ず
新たな気付きや発見があるものです。
このブログのタイトルでもある
「うちの子、発達障害ですか?」
という疑問の答えを求める気持ちも
もちろんあります。
![うちの子のプロフィール](https://okathon.com/wp-content/uploads/2018/11/1665-150x150.png)
先日は1日に2つのセミナーに
ハシゴで行きました。
一つは
「そもそも発達障害って何だろう」
という、ご自身が自閉症の方の講演。
もう一つは
「発達につまずきがある子への支援」
という、特別支援学校の先生の講演でした。
内容は全く違う二つのセミナーでしたが、
一つだけ同じ項目がありました。
それは
「熱心な無理解者に気を付けて」
です。
![熱心な無理解者](https://okathon.com/wp-content/uploads/2020/01/5E295D11-B58E-4737-ABA8-90C9F46BFB1C-150x150.png)
どういう事かと言うと、
熱心な支援者だと本人は思っているが、
実は発達障害の事を理解しておらず、
苦痛を伴うトレーニングによって
健常者に近付けようとする人がいるから
気を付けてという事です。
注)イラストはイメージです
ところで、
ご自身が自閉症で、不登校や
高校中退の経験もあるという
先の講演者の方が
面白い例えをしていました。
「世の中には2タイプの妖怪がいる。
ゲゲゲの鬼太郎タイプと
妖怪人間ベムタイプだ」と。
![ゲゲゲとベム](https://okathon.com/wp-content/uploads/2020/01/32BE1663-B818-43C2-BA89-D90E8005AACE-150x150.png)
「はあ?」
と思った方もいるでしょうが、私は
2つとも大好きなアニメだったので
ピンと来ました。
ゲゲゲの鬼太郎タイプは
「楽しいな〜楽しいな〜、
学校も試験も何にもな〜い」と
妖怪である自分を楽しんでいる。
妖怪人間ベムタイプは
「早く人間になりたい!」と願い
そのために夜な夜な人間のために
つらい努力を続けるが報われない。
発達障害の人を妖怪扱いしては
申し訳ないのですが、
とてもわかりやすかったです。
そして、これを聞いて
「無理解な支援者」とは、
妖怪に向かって
「早く人間になれ!」と無理矢理
無駄な努力をさせる人なのでは?
と思いました。
というか、自分自身も
我が子に「早く人間になれ」と
思っていないか?と自問。
![熱心な無理解者?](https://okathon.com/wp-content/uploads/2020/01/41A419B8-CA72-4808-B068-2B51506B483F-150x150.png)
療育に通わせた日々、
むりやり幼稚園に行かせた日々、
振り返ってみれば、私もかなりの
熱心な無理解者だったと思います。
ゴメンね、うちの子。
妖怪か、妖怪人間か、
わからないけど、せめて
鬼太郎タイプになって
今の自分を楽しんでほしいな。
![ゲゲゲ](https://okathon.com/wp-content/uploads/2020/01/819E03FC-6173-4532-9915-864DB240E828-150x150.png)
セミナーなどの情報は、自分で
探さなければ入ってきません。
貪欲に探し求めましょう!
あと、
「知ってるかもしれないけど」
と情報をくださるママ友、
ありがたいです!
ほとんどが知らない情報です。
どんどん教えてください!
セミナーはほとんどが
無料〜数百円なので
行かなきゃソンソン!
(いつもコレ書いてるような気がする)
これからも時間が合う限り
勉強しに行きたいと思っています。
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